歯科医院のチャネル戦略を考える

　　やはり、いまの時代、集客の主戦場は、
　　何と言ってもインターネットです。

　　今回は、どのようにチャネルを作るかということですので、
　　それをお伝えします。

　　・物理的に自院のホームページの存在を患者さんに知らせる

　　たとえば、診療のしおりや名刺などには、
　　かならずホームページのURLを記載しておく、
　　あるいは、看板にも掲載しておくようにしましょう。

　　それによって、既存患者さんも、
　　他の人に勧めやすくなりますし、
　　また、勧められた人は、
　　一度は必ず、ホームページを見てくれます。

　　・地域の商店街のホームページと相互リンクする

　　地域の商店街でホームページを持っているお店や
　　美容院ががあったら、相互リンクをお願いします。

　　地域のお店のホームページは、
　　商圏内の人が訪れる場所ですので、
　　地元の方に見てもらう確率が上がります。

　　・医師会や自治体の医療検索サイトにリンクさせる

　　これも地域の患者さんへのアプローチ方法のひとつです。
　　検索サイトへ登録しておくと、
　　患者さんから見つけられやすくなります。

　　このように、
　　ホームページを見てもらえるようにするための施策を
　　打つことが大切です。

　　もちろん、ここには検索エンジン経由や、
　　PPC広告などの方法も入りますが、
　　それは、当たり前過ぎるで、
　　少し違うカットでご紹介しました。

　　続いては、口コミです。

　　・４０代～６０代の女性患者を大切にする

　　中年の女性は口コミを作り出す可能性が高いです。

　　特に、ご紹介いただいた場合は、
　　「いい歯医者さんを紹介したな。」
　　と思っていただくことが重要です。

　　なので、来院された患者さんには、
　　院長先生が最初に診察し、
　　代院に変わった場合も、
　　最後に院長先生が確認する。

　　患者さんに、
　　「院長が責任を持って診てくれた。」
　　と思っていただくことがポイントです。

　　また、紹介してくださった患者さんにも、
　　敬意をもってお礼する。

　　すると、
　　「あの医院は本当にいい歯医者」
　　と口コミが広がりやすくなります。

　　・紹介患者さんにはお礼を用意する

　　紹介してくれた患者さんと紹介で来てくれた患者さんには、
　　簡単なお礼を用意しておくことも効果的です。

　　たとえば、歯磨き粉でも、キシリトールガムでも
　　お礼状でもいいです。

　　ポイントは、紹介してくれた患者さんが、
　　いい歯医者さんを紹介したことで、他人のためになり、
　　自分も感謝されて、
　　「私、いいことしたな。」
　　という気分になってもらうことです。

　　こうすることで、善意の口コミが広がるようになります。