いつもありがとうございます。
ベストページの川口です。
今日で、今年も終わりです。
明日から2013年です。
最終日も休まず、
元気にブログ更新していきます!
さて、今年最後のテーマは、
“歯科医院の魅せ方”です。
他の医院と差別化するには、
もちろん医療技術そのものを高めることが必要だと思います。
そして、先生方は、
歯科医師として医療技術は日々、
高められていると思います。
これには、本当に頭が下がります。
しかし、ひとつ注意しなければならないことがあります。
それは、
医療技術の高さも、
患者さんに伝えなければ意味がありません。
ということです。
患者さんは、
あなたがどれほどの医療技術を持っていて、
歯科医院としてのサービスが、
どれだけ素晴らしいのかはわかりません。
だからこそ、患者さんに
自院の特徴や強みを
“魅せる”必要があるのです。
今日は、歯科医院さまが、
どのように患者さんに自院をアピールするか、
その方法をご紹介します。
=ビジュアルに訴えられるツールの準備=
たとえば、
『頼れる、やさしい、痛くない』
というコンセプトを患者さんに伝えるためには、
できるだけそのコンセプトを、
・わかりやすく、
・多くの患者さんに、
伝える必要がありますね。
魅せるツールとしては、
・ポスター
・パンフレット
・院内報
・ホームページ
など、多くの媒体がありますね。
その媒体のすべてに
コンセプトを掲載すると一貫性がでます。
また、魅せるツールとしては、
新しいユニットや液晶ディスプレイなどの設備も
それはそれだけでも魅せるツールになります。
しかし、そんな頻繁にユニットを購入したり
高い機械を購入することはできません。
なので、たとえば、
ノートパソコンをユニットの横に置いて
口腔内の画像を見せてあげるだけでも
患者さんは感動します。
このように、アイデア一つで
まだまだ魅せる方法がありますよ。
=広告媒体ではない魅せ方=
あとは、このような媒体を使わなくても
コンセプトを伝えることができます。
初診時は、患者さんも不安です。
「いい歯医者さんか?」
「治療は丁寧か?」
「医院は清潔か?」
など、多くの不安を持って来院してます。
また、中でも特に不安なのは、
「痛くないか?」
ということです。
なので、初診時はなるべく痛くないように、
痛みを和らげることに注力してください。
応急処置をして、すぐに帰すのです。
初診時に歯を削らずに、
痛くしないで帰ってもらうことは、
多くの歯医者さんでやっていることですね。
※逆に初診に痛い思いをさせてしまうと、
来院してくれる可能性が下がってしまいます。
このように、初診の対応方法も
歯科医院を魅せる方法のひとつです。
患者さんは、院内の清潔感も敏感に感じとります。
なので、
「この医院は、清潔にしっかりやっているな。」
と思っていただくことが必要ですね。
清潔感を感じていただく方法としては、
1)基本セットは減菌パックにしておき、患者さんの目の前で開封する
2)ディスポのコップは、患者さんが着席してから目の前でセットする
3)グローブをした手で器具やカルテを触ったら、その都度洗う
4)オートクレーブやガス減菌器などは、名称をラベル貼っておく
5)院内は禁煙
6)土足、もしくは減菌装置を導入する
7)スリッパにする場合、スリッパをアルコール消毒し、
「当院では、スリッパを減菌しております。安心してお使いください。」と掲示する
などなど、
清潔感を患者さんに魅せる方法はたくさんあります。
さて、2012年度最後のテーマは、
歯科医院の魅せ方をご紹介しました。
一つでも参考になれば、ぜひ取り入れてみてください。
来年も歯科医院さまにとって、
役立つ情報を提供し続けていきますので、
楽しみにしていてください。
※最後までお読みいただき、ありがとうございました。