患者さんはふつう15分以上待つと
イライラすると言われています。
なので、待たせない歯医者さんと作ると、
患者さんの満足度も上がります。
とは言っても、
「待ち時間をコントロールするのは難しい」
と思います。
なので、今日は、
待たせない歯医者さんになるための4つの工夫
をご紹介します。
急患さんの対応は、
一気に予約時間が狂う可能性があります。
そこで、急患さんは、
基本的に除痛や応急処置とパントモ撮影などの検査だけで、
なるべく20分以内の診療とします。
すると、その日は歯を削らないので、
痛い思いをしないので、急患さんも安心します。
また、時間も短いために予約時間を、
極力狂わさせずに対応することも可能です。
そして、急患さんには、
その週に予約を取っての来院を
医師として「指示」してください。
すると、患者さんも痛みがぶり返すのが嫌なので、
何とか来院するように都合をつけてくれるようになります。
根管治療など、時間のかかる治療は、
医院の比較的空いている時間帯に集めるように工夫します。
患者さんへは、素直に、
「○○さん、次回はかなり時間のかかる処置になります。」
「当院では、このような処置は、
水曜日の午後に処置の時間を設定しています。」
「病院でも手術日や診療科の曜日や時間を設定していますよね。
それと同じです。」
「ご都合つけられますか?」
と聞く。
こうすると、ほとんどの患者さんが、
都合をつけて来院してくれるようになります。
次は、患者さんの心理的な待ち時間を軽減する方法です。
その方法は、
とにかくユニットに通してしまうのです。
結果として、
患者さんはユニットの上で待つのだが、
その間に、歯科衛生士が、
前回の処置の点検や世間話をすれば、
患者さんは待たされていると思わないのです。
最後は、素直に患者さんへ、
遅れてしまっていることを説明することです。
※とっても基本的なことですが、重要なことですよね。
当初の予約時間とずれる場合、
受付のスタッフさんが、
「大変申し訳ございませんが、少々長引いていまして」
と患者さんに、直接伝えて謝る。
すると、大抵の患者さんは、
自分が大切にされていると感じ、
待たされている苦痛が和らぎます。
さて、いかがでしたでしょうか?
既に自院で実践されていることが、
ほとんどだったかもしれません。
ただ、このブログ記事が、
“本当にできているか”を、
もう一度見直すきっかけになれば嬉しいです。
※今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。