待たせない歯医者さんになるための4つの工夫

患者さんはふつう15分以上待つと
イライラすると言われています。

なので、待たせない歯医者さんと作ると、
患者さんの満足度も上がります。

とは言っても、

待ち時間をコントロールするのは難しい

と思います。

なので、今日は、

待たせない歯医者さんになるための4つの工夫

をご紹介します。

1)急患は、応急処置と検査だけとする

急患さんの対応は、
一気に予約時間が狂う可能性があります。

そこで、急患さんは、
基本的に除痛や応急処置とパントモ撮影などの検査だけで、
なるべく20分以内の診療とします。

すると、その日は歯を削らないので、
痛い思いをしないので、急患さんも安心します。

また、時間も短いために予約時間を、
極力狂わさせずに対応することも可能です。

そして、急患さんには、
その週に予約を取っての来院を
医師として「指示」してください

すると、患者さんも痛みがぶり返すのが嫌なので、
何とか来院するように都合をつけてくれるようになります。

2)時間がかかる処理は、医院の時間的余裕がある曜日にする

根管治療など、時間のかかる治療は、
医院の比較的空いている時間帯に集めるように工夫します。

患者さんへは、素直に、

「○○さん、次回はかなり時間のかかる処置になります。」
「当院では、このような処置は、
 水曜日の午後に処置の時間を設定しています。」
「病院でも手術日や診療科の曜日や時間を設定していますよね。
 それと同じです。」
「ご都合つけられますか?」

と聞く。

こうすると、ほとんどの患者さんが、
都合をつけて来院してくれるようになります。

3)とにかくユニットに通す

次は、患者さんの心理的な待ち時間を軽減する方法です。

その方法は、
とにかくユニットに通してしまうのです

結果として、
患者さんはユニットの上で待つのだが、

その間に、歯科衛生士が、
前回の処置の点検や世間話をすれば、
患者さんは待たされていると思わないのです

4)診療待ちの患者さんに待ち時間を知らせる

最後は、素直に患者さんへ、
遅れてしまっていることを説明することです。
※とっても基本的なことですが、重要なことですよね。

当初の予約時間とずれる場合、

受付のスタッフさんが、

「大変申し訳ございませんが、少々長引いていまして」

と患者さんに、直接伝えて謝る。

すると、大抵の患者さんは、
自分が大切にされていると感じ、
待たされている苦痛が和らぎます。

さて、いかがでしたでしょうか?

既に自院で実践されていることが、
ほとんどだったかもしれません。

ただ、このブログ記事が、
“本当にできているか”を、
もう一度見直すきっかけになれば嬉しいです。

※今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。