歯科医院に月1回来院してもらう方法

歯科医院の院長先生とリピーター促進のお話をすると、
『僕は無理に患者さんに来てほしくないんですよ。。。』

このようにおっしゃる歯科医院の方も、
少なからずいらっしゃいます。

ということで、今日は、
“歯のメンテナンス”のお話です。

ここであなたにご質問です。
歯のメンテナンスは、
“誰のためにおこなうのでしょうか?”

患者さんのためですか?
それとも、歯科医院のためですか?

答えは、もちろん、
患者さんのためですよね

「無理して患者さんに来てもらいたくない。」とか、
「お金のために、次回の予約を取ってもらうのは気が引ける。」などは、

そもそも考え方が間違っています。

この考え方を変えなければ、
リピートもとれませんし、
メンテナンスも説明することができません。

歯のメンテナンスは、あなたのためではなく、
患者さんのためにやります。

本当に、毎月1回来院していただき、
患者さんの歯を診ることは悪でしょうか?

もう一度、考えてみてください。

ほとんどの患者さんは、このような行動をとります。

1)歯が痛くなる
2)歯科医院に来院する
3)応急処置をする
4)何度か来院して歯を治療する
5)治療が終了する

・・・その後、また痛くなるので、1~5を繰り返す。

もちろん、来たくないという患者さんを
「月1回来ないと、将来入れ歯になるよ。」と言って、
脅して来院させるのは論外です。
※おそらく、そんなことを言うともう二度と来てくれないと思いますが。。。

ただ、歯科医院で働くあなたは、
患者さんにメンテナンスの重要性を伝える必要があります。

なぜなら、患者さんはかならず、
また、歯が痛くなってから来院する羽目になるからです。

メンテナンスの大切さを理解していない患者さんは、
ふたたび痛い目に会ったり、
治療に無駄に時間を使ったり、
本来はかからない費用を払ったりしているのです。

だから、歯科医院であるあなたは
メンテナンスの大切さを理解してもらう必要があります。

メンテナンスの大切さを患者さんが理解すると、

1)歯が痛くなる
2)歯科医院に来院する
3)応急処置をする
4)何度か来院して歯を治療する
5)治療が終了する

そして、
6)定期的に健診を受ける

これで、患者さんは、
再び痛みを感じることが無くなります。

また、患者さんは、毎日楽しい食事や、
綺麗な歯を保つことで生活に活気を持てるようになります。

無駄な治療を受けなくても済み、
結果的に患者さんのためになります。

このように、メンテナンスを理解してもらうと
患者さんのためになるのです。

しかし、まだまだメンテナンスの重要性が浸透していません。

なので、誠意を込めて患者さんに理屈で理解してもらってください。
体感覚でわかってもらえたら、患者さんは必ずメンテナンスに来ます。

つまり、あなたがやることは、
治療が終わりそうな患者さんに対して
「定期的に来院したほうが、患者さんのためになりますよ。」
という思いで、しっかりと説明してあげることです。

※決して無理強いしてはいけません。

メンテナンスという行為は、患者さんのためであり、
患者さんの健康を保つためには必要な行為です。

理想は、患者さんに喜んでもらって、

患者さんから、
「来月いつ空いてますか?」
と言ってもらえる歯科医院になることです。

もし、まだメンテナンスに関して
しっかりと患者さんに説明できていないのであれば、
今日から教えてあげてくださいね。

※最後までお読みいただき、ありがとうございました。