“URLの正規化”のやり方

いつもありがとうございます。
ベストページの川口です。

本日は、前回のつづき、
“URLの正規化”のお話です。

前回は、なぜURLの正規化が必要なのかということと、
URLの正規化ができているかどうかの確認の方法を
ご紹介させていただきました。
“URLの正規化”とは?

今日は、実際にどのように
URLの正規化をするのか?

その方法についてご紹介します。

まず、URLの正規化をすべきアドレスというのは、
次の2つのケースが挙げられます。

1)wwwの“あり”“なし”を統一するケース

■ http://www.sample.com/
■ http://sample.com/

2)index.htmlを表示させないケース

■ www.example.com/
■ www.example.com/index.html

※これらのケースのURLは、
 両方とも同じページを表示します。

しかし、URLの正規化がされていないと、
Googleから見たら、違うページに見られてしまい、
SEO的によくありません。
※その結果、検索エンジンでの表示順位が下がってしまう。

そこで、URLの正規化が必要になります。

URLの正規化はいくつか方法がありますが、
ここでは、一番よく使われている
『301リダイレクト』という方法をご紹介します。
※名前は別に覚えなくていいですが、、、(^_^;)

URL正規化の方法

実際の大まかな操作の流れは下記の3ステップで行います。

1)メモ帳を開いて正規化用のコードを記載
2)記載したファイルの名前を『.htaccess』という名前で保存
3)作ったファイルをサーバにアップする

これだけです。

文字で書いていても
何のことか分からないと思いますので、
以下より具体的な操作方法をご紹介します。

1)メモ帳を開いて正規化用のコードを記載

お使いのメモ帳を開いてください。

そこに、下記の記述を記載します。

wwwの“あり”“なし”を統一する

■「wwwあり」に統一する場合

Options +FollowSymLinks
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^sample¥.com
RewriteRule ^(.*)$ http://www.sample.com/$1 [R=301,L]

■「wwwなし」に統一する場合

Options +FollowSymLinks
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www.sample¥.com
RewriteRule ^(.*)$ http://sample.com/$1 [R=301,L]

※注意点:
下から2行目の¥マークを忘れずに記載してくださいね

index.htmlを表示させない

次にindex.htmlを表示させないようにするため、
下記のコードを同じメモ帳にコピーします。

Options +FollowSymLinks
RewriteEngine on
RewriteCond %{THE_REQUEST} ^.*/index.html
RewriteRule ^(.*)index.html$ http://example.com/$1 [R=301,L]

※上記全ての赤字ドメイン名を、ご自身の歯科医院のドメイン名に変更してください。

実際のサンプル)
※bestpage.jpをwwwなしで正規化する場合

2)記載したファイルの名前を『.htaccess』という名前で保存

続いては、作ったファイルを保存します。

正規化するためのコードを記述したメモ帳を、
「.htaccess」という名前で保存してください。

※Windowsの場合、「.(ドット)」の前に何もないとファイル保存ができないので、
とりあえず、「a.htaccess」としておきます。

3)作ったファイルをサーバにアップする

そして、作成した「a.htaccess」ファイルをサーバにアップロードします。
※アップロード先は、一番上のフォルダです。

アップロード後、「a.htaccess」を、
「.htaccess」に書き換えます。

※サンプル

以上で、URLの正規化の完了です。

これで、あなたのホームページは
100%の力を発揮することができるようになり、
検索の表示結果も上位表示できるようになります。

是非、試してみてください。

※ご不明点があれば、下記よりお問い合わせください。
 http://bestpage.jp/contact.html

※今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。