歯科医院のマーケティング戦略を考える
歯科医院は、地域密着型の医療サービス機関なので、
開業している地域の患者さんの職業や年齢によって、
必要とされる医療サービスが異なってきます。
たとえば、義歯の必要性が高い高齢者の多い地域と、
歯列矯正のニーズがある成人女性や小児が多い地域では、
必要とされる治療が異なります。
あるいは、3Mix-MP法やレーザー治療などの先端治療を求める
デンタルIQが高いサラリーマンが多い地域とでは、
求められる医療技術が異なります。
つまり、歯科医院のマーケティングを考えるうえで、
『これをして下さい。』
と、言える絶対的なものはあり得ないのです。
・どんな医療ニーズに対して、
・どんな医療サービスを提供するのか?
マーケティング戦略を考える場合、
何を、誰に対して、どうやって伝えるかを考慮する必要があります。
そこで、あなたの医院のマーケティングを考えるために、
以下の質問にお答えください。
2)自院の得意としている医療技術を生かせるのはどんな患者さんか?
3)その患者さんに来院してもらうために、どんなアプローチを行っているか?
4)自院以外に、そのサービスを提供している歯科医院はあるか?
1、2番の質問で、どんなサービスを、誰に提供するのかを明確にして、
3つ目の質問で、その人達にどのように自院をアプローチするかを決めます。
また、4つ目の質問で、ライバル医院のことも考えます。
もし、あなたが、審美歯科系のサービスを充実させようと思っても、
ライバル医院が、すでに審美歯科で大きく認知されていたら、
あなたの医院は、もっと違う医療サービスでアプローチする必要があるかもしれません。(※もしくは、ライバルと審美歯科の領域で戦うという決断をする必要があります。)
このように、複合的な質問を自分にしてみて、
どんな患者さんの、
どんな医療ニーズに対して、
どんな医療サービスを提供するのか?
を明確にしてください。
あなたの歯科医院の目指すべき歯科医院のポジションが分かったら、
あとは“実行あるのみ”です。
ご自身で選んだ治療サービスに関しては、
地域でNo.1の歯医者さんのポジションを確立してください。
※最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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